サラサラ血液にする

血液の流れは私たちの健康と深い関わりが有ります。それは血液が酸素や栄養素、ホルモン等を全身に運び、また、代謝で不要となった老廃物を血液がまた運搬して排泄する重要な役割を担っているからです。
全身の血液が「サラサラ」流れると全身の細胞も喜び体は元気で健康になります。反対に「ドロドロ」となり流れが悪くなると全身の細胞も元気を失い時には病気になる分けです。
今回はサラサラな血液にする為の遠赤外線サウナの活用方法についてお話したいと思います。

主役は毛細血管

健康にとって血液循環が大切な事はよく知られています。血液は体の細胞に酸素と栄養素を運び、反対に炭酸ガスと老廃物を取り出して排泄してくれます。血液循環で特に大切なのは毛細血管です。私達の体の健康はこの血液循環がスム-ズに行なわれているかにかかっています。髪の毛の太さは約100マイクロメートル(マイクロメートルは1,000分の1ミリメートル)ですが、毛細血管は髪の毛の20分の1の細さです。目では絶対に見え無く、顕微鏡で1000倍に拡大してやっと見える程度です。血管の総延長は10万キロメートルと地球2周半の長さになり、その大部分は毛細血管です。実はこの毛細血管は安静時は総延長20分の1しか使われていなく、運動すると総動員で全毛細血管が活用されるらしいのです。如何に運動が大切か理解できると思います。

酸素の運び屋赤血球の大切さ

毛細血管の太さは先程も言いましたが、平均して6マイクロメートルです。それに対して、円盤型の赤血球の径は約8マイクロメートルです。不思議な事に毛細血管の径より赤血球の径が小さいのです。常識ではこのままでは赤血球は毛細血管を流れることが出来ません。ところが赤血球の「変形能」と呼ばれる性質のお蔭で、赤血球は毛細血管の太さに応じて自在に姿を変えて、毛細血管の中を流れてくれるのです。赤血球が酸素を運んでくれるのはヘモグロビンの働きによるものです。毛細血管の末端まで赤血球がスムーズに流れないと、酸素は運ばれず細胞が死んでしまうことになります。

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