低温サウナとは?入り方や 温度 時間 効果は?

低温サウナとは40℃から60℃位の温度の遠赤外線タイプ等です。100℃の高温タイプに比較して低い温度です。温度が低くても遠赤外線の作用で発汗効果もあります。

温度

低温と言うと寒いというイメージする方もいるようですが、冷たいと言う意味ではありません。一般的にサウナと言うと高温の空気タイプをイメージし、内部の空気温度は80℃以上で最高は110℃位有ります。それに対して低温サウナは一般的に遠赤外線式のタイプで40℃~60℃位の設定になっています。遠赤外線を使用しているので空気の温度が高くなくても遠赤外線の輻射熱の深達力で40℃位でも体が温まり20分位入っていると発汗します。

ミストや岩盤浴も40℃から45℃位で低温サウナといえます。ミストサウナは湿度が高い分、同じ温度でも遠赤外線サウナよりも暑く感じます。湿度の高い夏の蒸し暑さと同じですね。岩盤浴との違いは一般的に座って入りますが岩盤浴は横になって入る違いはありますが、温度や発汗、温熱効果はほぼ同等です。岩盤浴は背中が良く温まります。横になって入れるので疲労回復には適しています。

サウナの温度の適温は人の好みによって違いますが、どちらかというと男性は80℃~110℃の高温タイプ、女性は40℃~60℃の低温タイプが適温のような傾向にあります。また、闘病中や体の弱い方は温度の低い低温タイプがお勧めです。サウナの温度の平均は好みによって違いますので一概には言えませんが平均して40℃から60℃位のを平均して低温サウナ、60℃から80℃位を平均して中温サウナ、80℃から110℃位の温度を平均して高温サウナと呼んでいます。

利点

低温サウナの利点は空気温度が高温タイプの様に高く無いので心臓に負担がかからない所です。血圧の高い人でも50℃程度の温度で15分位なら負担になりません。むしろ、毛細血管の血流が良くなって血圧が下がる場合もあります。低音サウナはお風呂や高温タイプと違って低い温度で水圧もかからないので心臓に負担をかけずに体が温まるので、心臓病や高血圧の方には時間や温度設定さえ守れば最適といえます。鹿児島大学の大学病院では心臓病の治療に遠赤外線乾式低温サウナを使用しているそうです。心臓を取り巻く冠動脈の血流が良くなって心臓の働きにも良いようです。乾式とはミストサウナと対比する言葉で蒸気を使っていなければ乾式タイプになります。

入り方

低温サウナの効果的入り方は一回に20分程度入って発汗します。温度の高い高温サウナのように皮膚が赤くなるほど熱くなりませんので水風呂には入りません。自宅に置ける家庭用の遠赤外線式の低温サウナなら自分に合った温度調整ができますので、40℃程度の温度で僅かに汗ばむ程度で体温を上げて発汗しないで血流を促進することもできます。このような温度での入り方は遠赤外線の光線浴と呼ばれています。自宅に置けるドーム型や箱型のサウナが自宅用に販売されています。

効能効果は

低温サウナは低い温度でも無理なく発汗でき低い温度なので心臓にも負担がかかりません。効能効果としては発汗による体内毒素の解毒デットックス効果があります。脂溶性の有害重金属やダイオキシンなどの環境ホルモン等は皮脂の分泌が活発になり発汗と共に解毒デットックス効果が期待できます。また、発汗によって余分な塩分を排泄しますのでむくみの解消や水太りタイプのダイエット効果があります。また、温熱効果で血流が促進されますので肩の凝りや腰痛の緩和、冷え性や低体温にも大変効果的です。さらに、体温が上がると落ち着きますのでリラックス効果やストレス解消、安眠効果、体温が上がり血流が促進されてお肌や全身の新陳代謝が促進されることから全身美肌効果やダイエト効果、疲れ疲労の緩和等が上げれれます。

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