大腸は水分を吸収する働きがあります。毎日排便があると便はやわらかでスムーズに出ますが、何日も便秘をすると便は固くなります。便秘が続くと大腸に何時までも便が溜まっていると腐敗菌が増植します。その腐敗菌は水分と一緒に体に再吸収され全身に毒をまき散らします。若い女性で２、３週間平気で便秘でいる人は、化粧の乗りが悪く吹き出物がなかなか治らないで悩んでいます。また便秘と大腸ガンの関係は深い事がわかっています。 便秘は万病の元、ガンの元ですので、軽んじてはいけません。
出るものを止めてはいけない
解毒とは、体内の毒を処理する働きですが、基本的には肝臓や腎臓がやってくれます。また、体全体の細胞１つ１つも解毒をしています。 一方排毒とは、体内の毒を排泄する事ですが、痰、咳、嘔吐、尿、大便、汗、鼻水、涙、目ヤニなどがそうです。月経も毒の排泄作用の一つです。閉経を過ぎた一時期は病気に罹りやすいそうです。ゲップやオナラは失礼な振る舞いとして嫌われますが、健康上は出した方はよいのです。漢方では、「吐方」「汗方」「下方」と言って、吐かせたり、汗をかかせたり、下痢をさせたりすることは、治療として重要視されます。これを上手にやれる医師は名医とされました。
最高の排毒は遠赤外線サウナ
本部先生はさまざまな解毒、排毒法を紹介しておられますが、その１つに遠赤外線サウナによる発汗を勧めておられます。低温で心臓に負担をかけず、しかも体の深部まで温める事が出来、大量の発汗は体内有害金属や余分な脂肪分を排泄してくれますので、理想的な排毒方法としています。
