運動不足タイプの冷え性

血液の流れは筋肉と深く関係しています。特に心臓に戻ってくる静脈は筋肉がポンプの役割を果しています。そのため、静脈には血流が下へ逆流しないように弁がついていて、血液がこの弁の働きを借りて、上へ上へと押し上げられていくのです。この様に、足が第二の心臓と呼ばれるように、足の筋肉や足踏みなどの運動が血液を心臓へ戻す働きをしてくれます。運動不足で筋肉が衰えてくると、下半身の血液循環が悪くなり、必ずと言って良いほど足腰が冷える傾向が強くなります。また、人の体内では常に熱エネルギーを生産しています。この熱エネルギー60%以上は骨格筋で作られています。運動不足になると熱エネルギーの生産が低下して低体温になります。女性の方は筋肉が弱く、その上体に脂肪がつきやすい体質がありますので、冷え性に成り易い傾向があります。また、老化が進むと筋肉が衰えて冷え性になる傾向が強くなります。

運動不足や筋肉の低下が原因でおこる冷え性対策には遠赤外線サウナが有効です。
遠赤外線サウナで筋肉が強化される訳ではありませんが、遠赤外線サウナの温熱作用と深達力によって、皮膚深部の筋肉に熱エネルギーを物理的に浸透させることが出来ます。しかも、約3時間程の温熱効果が持続できますので、反復利用で何時までも体温を温かく保つことが可能です。遠赤外線サウナの持続的使用で基礎体温が1℃上昇した例もあります。病気養成中や高齢のため運動が出来ない人には、大変喜ばれています。また、運動不足が原因で冷え性になっている方は、遠赤外線サウナの温熱療法は無理なく毎日短い時間で、冷え性を解決する事が可能です。

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