知って得する遠赤外線温熱発汗療法

遠赤外線温熱発汗療法が注目を集めています。
遠赤外線は太陽光線の中の赤外線の一種ですが、七色の虹の可視光線と違い人の目に見えません。
遠赤外線の特徴は熱作用があり、その熱は深部まで伝わる作用があります。この波長は生物に生命エネルギーを与える事から生育光線とも呼ばれています。また、人体からも10μ前後の遠赤外線が出ていると言われています。人体に外部から遠赤外線を照射すると、体内で共振共鳴作用が起こり、生理にいろいろな健康効果が現れます。例えば、皮下深層部の温度上昇、毛細血管の拡張、血液循環の促進、細胞間の新陳代謝の促進、体液障害の一掃、自律神経の機能調整作用が起こります。
具体的な例か次の通りです。
※ 遠赤外線療法の科学(人間と歴史社)参考資料

疲労回復効果

遠赤外線の直ぐ実感できる効果は、疲労回復効果です。実験によれば「全身がだるい」「あくびが出る」「横になりたい」「眠い」「頭が痛い」などの疲労の現象を訴える人を遠赤外線サウナで温熱発汗を20分から30分入浴すると、大半の人は疲労回復を実感しました。

肩こり、腰痛の軽減

最近は四十肩、五十肩や腰椎を訴える人は多くなっています。運動不足や肥満、ストレスが原因と思われます。遠赤外線サウナの特性である熱作用とその深達力によって、肩甲骨や腰骨の深部に遠赤外線が作用して、温熱効果で血液の循環を促進し、筋肉繊維をほぐしてくれます。

血圧降下作用

高血圧は心臓から送り出される血液量と抹消血管の抵抗によって決まりますが、この抹消血管の抵抗にもっとも影響を与えるのが、細い動脈の血管の内径の大きさです。さらに、血管の収縮や血管壁の厚さや動脈硬化が関係しています。遠赤外線サウナは、40℃と言う低温のため、入浴直後の血圧上昇を避けることができます。短い時間の反復入浴で、温熱効果で血管を拡張させて、約10~15Hgの血圧を低下させてくれます。

ダイエット

肥満は現代病の特徴の1つです。肥満者は正常体重者と比べて心臓病などの死亡が著しく高いと言われています。肥満を改善する為には、適切な運動や食事療法が大切ですが、遠赤外線サウナによる発汗療法を薦めます。多量の発汗により、汗による気化熱でカロリーが消費されます。1mlの汗が気化すると、約0、58カロリーの熱量が消費されると言われています。遠赤外線サウナで発汗する水分は200ml、多い人で400mlですので、400から500グラムの減量が可能です。サウナの回数は週3回、1回に15分から20分が適当と思われます。

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