身近にある遠赤外線の活用事例

★ 日向ぼっこは最高の癒し効果
よく晴れた冬の日の午後、たとえ外気温が寒くても、さんさんと降り注ぐ太陽光線を受け老人が日向ぼっこして、のんびりうたた寝をしている光景は微笑ましいものです。太陽光線を受けて猫も屋根上でのんびり寝ているのも同様です。
太陽光線の中でも人体にとって有効な働きがあるのは、遠赤外線と言われています。
特に、9から12μの波長を持つ遠赤外線は、人体に吸収され易く、しかも人体からも出ていると言われる「気」に似た遠赤外線は人体と共鳴共振作用を起こして、身体の生理作用を活性化してくれると言われています。また、遠赤外線は癒し効果があり、自律神経のバランスを調節働きがあると言われています。

★ 赤ちゃんの日光浴
昔の子育てには、赤ちゃんをよく日光浴させるよう指導していました。太陽光線の中の遠赤外線が健康で元気な子供に育てる効果があるからです。しかし、最近はオゾン層の破壊により、紫外線が強くなり身体に危険になっています。直接日光を浴びることは避けるべきでしょう。また、太陽光線を浴びると体内にビタミンDを合成してくれることはよく知られています。また、カルシュウムの吸収を促進してくれます。今こそ少なくなりましたが、太陽光線不足はクル病の原因になることも知っておくべきです。ドイツの諺に「太陽の無いところに医者は来る」と言うそうです。

★ 炭火で焼くと何故おいしい?
炭は木が炭素化したものです。固い炭ほど良いとして備長炭が好まれます。
何故、炭火焼きの焼肉や魚がおいしいのでしょうか?それは炭火から出る遠赤外線の効果なんです。肉や魚の表面を焦がすことなく、深部までよく火を透すのでおいしさが一段と引き出すのです。ガス火で焼いて表面が真っ黒になり、しかも中身が半生になった失敗は誰でも一度は経験したことがあると思います。

★ 土鍋料理がおいしい理由
寒い冬は鍋料理が一番です。鍋料理でも土鍋が一段とおいしいのは何故でしょうか?それは土鍋が持つ性質にあります。土鍋は土を焼いてできた陶器の一種です。土鍋で料理すると土鍋より出る遠赤外線が、料理の素材をおいしく引き出してくれるといわれています。韓国料理で石焼ビビンバと言うおいしい料理があり、大変人気がありますが、これも熱く熱した石から出る遠赤外線の効果を利用しているのです。

★ 石焼き芋、天津甘栗も遠赤外線
幼いころ焚き火をしながら焼き芋や焼き栗をした経験があると思いますが、実はあまり巧く焼けずに真っ黒にこげて、食べる所がぜんぜん無かったり、表面はこげずに、巧く焼けているように見えても中身が焼けていなかったりして、ずいぶんがっかりした経験は誰でもあると思います。ところが、町で売られている本格的な石焼芋や天津甘栗を食べて、余りにもおいしくて感動したことがありませんか。何処が違うのでしょうか。実はこれも石からでる遠赤外線の効果なんです。遠赤外線は浸透力があるので、表面を焦がすことなく、芯まで熱を透すので焼き芋や焼き栗には最も適しているのです。遠赤外線は芋や栗の物性も壊さなく、ふっくら焼いて甘味を引き出してくれるのです。

★ 遠赤外線サウナ
100℃以上の高温サウナと違って、低温40℃~60℃位で発汗することから、その温熱作用と深達力を利用して遠赤外線サウナとして活用しています。高温が苦手な方に好まれています。

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