ホルモンバランスが悪いタイプの冷え性

ホルモンとは体内で作られる化学物質で、血液中を流れて体の全ての器官で作用し、正しく働くように促します。よく知れている女性ホルモンの他、眠りに関わるホルモンや新陳代謝を調節するホルモンなど、人間の体には数千種類のホルモンがあるといわれています。それが最近の生活習慣の乱れや強いストレスなどで、ホルモンのバランスが崩れて、体の調子が乱れる人が増加しています。また、人の一生にはその成長過程で、何回かのホルモンバランスが変化する時期があります。特に女性は生理、妊娠、出産、閉経、更年期などホルモンバランスが大きく変化します。女性ホルモンのバランスは脳と卵巣と微妙な関係で成り立っています。このコントロールをしているのが、脳の中にある視床下部と言う司令塔です。ところがストレスを受けると、この視床下部がコントロールを失い、卵巣への指令が巧く出来なくなり、女性ホルモン分泌の指令が弱くなります。すると卵巣からでるエストロゲンの分泌が減少します。こうして現れる症状の一つに冷え性があります。

遠赤外線サウナの温熱作用は体温を上げる働きがあります。人は36、5℃の一定温度で体の恒常性を保つ様に設計されています。これをホメオスターシス(恒常性維持作用)と呼びます。ホルモン分泌もこの36,5℃で一番よく正常に働くようになっています。また、ホルモン分泌は脳の視床下部でコントロールされていますので、強いストレスを受けるとホルモンの分泌を減少させます。遠赤外線サウナの人体に良いとされる9から12μの波長はこの視床下部に働いてストレスを解消するリラクゼーションの働きがありますので、女性ホルモンの分泌を促進し、エストロゲンの分泌を増加させてくれます。結果として遠赤外線サウナの温熱作用と人体に良い波長は女性ホルモン分泌を促進させ冷え性を解消してくれます。

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