遠赤外線タイプの効能効果は

安眠効果

就寝前に遠赤外線サウナの低温で体を温めますと、神経の鎮静効果で眠りに入りやすく、しかもぐっすりと深い眠りをうることができます。

汗 減量

皮膚から1ミリリットルの汗が気化すると、0.58カロリーの熱量が奪われます。
遠赤外線サウナ浴20分で普通300~400mlの汗をかきますので減量効果があります。

美容

遠赤外線サウナで汗をたっぷりかくと、皮脂腺から脂肪酸の多い汗がでます。これらの酸が皮膚のPH調整をして、皮膚を弱酸性に保ち、自然のクリームとして皮膚に潤いを与えてくれます。

皮膚の免疫を高める

最近の研究で、汗にはIgAと言われる免疫グロブリンが含まれている事が解りました。

免疫グロブリンは血液や組織液等に存在する抗体で細菌類から体を守っています。通常は体の中に細菌が進入しないように抗体として身を守っていますが、最近の研究では汗の中にも含まれていて皮膚を細菌等から守っていることが分ってきました。
皮膚は外気に触れるところですので、多くの雑菌や病原菌が触れる最前線です。遠赤外線サウナで良い汗をかく事は皮膚の免疫を上げてくれるわけです。
アトピー等で皮膚がジクジクしている場合等は細菌の温床となってしまいますので、遠赤外線サウナで思い切り汗をかいて皮膚の細菌に対抗するのも良い方法と言えます。

ガン細胞は高熱に弱い

がん細胞は「酸と熱に弱い」と言われます。癌細胞は43℃の熱で死滅します。加温すると体温が上がりますが通常細胞は血流がよく42℃以上に上がることはありませんが、ガン細胞は血流が悪いので蓄熱して温度が上昇し43℃まで上がると死滅します。皮膚表面付近の がん に対しては特に遠赤外線サウナは有効と考えられます。

民間療法としての温熱療法は深部体温を42℃まで上げる事は難しいと考えられますが、最近の研究によると、マイルド加温療法と言って遠赤外線サウナ 等で発汗する程度の体温上昇を一時間位キープすれば体内にできたHSP(熱ショックタンパク)が体の免疫をサポートして癌に対する効果を発揮するそうです。体温を上げると 癌細胞にもHSPが増えて抗原提示と言って免疫細胞(白血球)に ガン細胞の居場所を教える役目をするそうです。
また、常日頃から自宅へ持ち込める遠赤外線の家庭用サウナ 等で体温を上げて免疫力を上げれば がん の予防効果も期待できます。

効果的入り方

遠赤外線サウナの効用は一般的に「汗を流すもの」としか認識しておられない方が多いようです。しかし、それは素人の考えです。汗を流す以外の使い方の方が実は効果がでるのです。

遠赤外線サウナの効果としては発汗毒だしデットクス効果と温熱効果があります。汗を流すだけが遠赤外線サウナの使い方ではありません。汗をかかなくても服を着たまま遠赤外線を浴びて体の芯まで良く温まれば良い温熱効果が期待できます。

温熱効果というのは体温が上がることによって血流が促進され代謝が活発になり自律神経にも働いてリラックス効果も期待できます。体温が上がった結果として免疫力が上がりますし、勿論、胃腸の調子も良くなります。体の凝りが楽になったり、痛みが軽減されたりします。冷え性や低体温の方には特に効果的です。それは体温が低いことが体の不調の原因だからです。

しかし、いきなり低体温の人が一日5回も入ると体が驚いてだるくなったりすることがありますので、最初は注意が必要です。漢方等では瞑眩反応ということもありますが、サウナも一時的にそんな反応が出る場合があります。

本当に効果的な利用方法は夏は別として週2回位は汗を流して、汗をかかない光線浴は冬の寒い日には1日5回位使用しても良いのです。もちろん健康な人は1日1回で十分ですが

効能としては肩や腰の凝りや痛みの緩和、よく眠れる(リラックス)、冷えが取れて生理不順が良くなって子宝に恵まれた女性もいます、一時的に血圧が下がります(時間がたつと戻りますが)・・・etc。様々な効能があります。

汗をかかないで温まる光線浴に向いているのは頭がのぼせない顔出しタイプとしも使えるドーム型や折りたたみ式のサウナです。

遠赤外線サウナとは
ところで遠赤外線サウナとは何かというと熱源に遠赤外線のヒーターを使用しているサウナの事です。遠赤外線ヒーターはパイプ状のヒーターとパネルヒーターがありますが、最近ではパネルヒーターが主流となっています。遠赤外線サウナは遠赤外線の深達力で40℃~60℃の温度で十分に発汗もでき温まります。

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