冷えと健康の関係

あなたの身体は熱エネルギーで活きている

地球上に存在する生命のほとんどは、熱エネルギ-で活きています。もちろん、あなたの身体も熱エネルギー無くして生きていけません。人の健康は温度と密接な関係にあります。

自然界では大概の樹木は秋になると葉を落として、枝と幹だけ残して寒い冬に備えます。また、動物でも特に冷血動物の蛇、カエル、トカゲやクマも冬眠して活動を停止します。自動車はエンジンをガソリンで燃やし、熱で走ります。この様に地球上の大半の生物の営みは熱エネルギ-で活きていると言って過言ではありません。

反対に熱エネルギ-がなくなったり、低下するなどして「冷えた状態」に成ると、生命現象が危うくなるのです。冬山で遭難して凍死することがあります。運良く助かっても壊疽で手足を切断したりする事があります。人は寒さに弱いかが理解できます。
極端な言い方をすると、冷え性はミクロの毛細血管の次元で、凍傷に罹っていると言えるのです。
人は36.5度の体温で、全ての臓器がスム-ズに働く様に作られています。
人の体は体温が1度低下するとパニックになるとも言われています。

体温低下が及ぼす影響

あなたの身体は、36.5度前後の体温に保たれていますが、1度違うだけで大変な状態になります。
もし、あなたの体温が次のように低下していくと、次のような症状となって現れてきます。

 

体温
状態
36.5度 健康な状態
35.5度 体の免疫が低下し、アレルギ-障害や排泄障害が起きる
35.0度 ふるえが来る、細胞次元で異常が起き、ガン細胞が増殖する
33.0度 幻聴が聞こえる
30.0度 意識不明、歩行や起立不能
27.0度 凍死寸前、昏睡状態
25.0度 凍死

風邪は万病の元という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
冷え性を軽んじて放置するということは、身体が正常に動かない状態をそのまま放置しておくということです。
身体の冷えさえ我慢すれば、まだ身体は動くという日々の生活の中で、無理が蓄積され、突如として思わぬ疾患に襲われることもありますので、早めの対策をお薦めします。
長い間、冷えを酷く感じるなど心配な方は一度、医者に相談されては如何でしょうか。

冷えが原因と思われる病気は

痛み(頭痛、腰痛、腹痛、膝痛)むくみ、アレルギ-、膠原病、高脂血症、生理痛、生理痛(生理不順)子宮筋腫、慢性過労症候群、肺炎、気管支炎、肝炎、糖尿病、通風、便泌、下痢、胃炎(胃潰瘍)十二指腸潰瘍、高血圧(脳溢血・脳梗塞)低血圧、狭心症(心筋梗塞)肝炎(肝硬変)膀胱炎、腎盂炎、不眠症、痔、自律神経失調症、胆石、尿結石、各種ガン

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