女性の2人に1人は冷え性と言われ、高齢者は体の冷えを訴えます。最近は小学生の低体温が問題になっています。低体温は免疫力を下げホルモン作用を乱します。「冷えは万病の元」といわれる所以です。
これは人の免疫を司る血液中の白血球が温度と深い関係があるからです。白血球には顆粒球、リンパ球、マクロファージ等が有りますが、体温が上がるとこのような白血球が活性化します。
人は風をひくと熱がでます。この熱は白血球の活性を高めて外部から進入してきた病原菌やウイルスと戦っている姿なのです。
白血球の中の好中球は42℃の時が一番活性が高くなるそうです。マラリアにかかると高熱がでます。これは自分の体の中に元々備わっている自然治癒力が働いて熱を出して白血球の活性を高めているわけです。
逆に体温が下がってしまうと免疫細胞も元気がなくなってしまうので癌になりやすいとも言われています。また、体を冷やしてしまったときに風をひきやすいのは免疫力が下がっているからです。
即ち、体温が上がると免疫力が上がり、体温が下がると免疫力が下がります。
遠赤外線サウナで体温を上げておくと風邪や感染症の予防になります。
血管を拡張し血液循環を良くする
遠赤外線サウナで体を温めると、皮膚の筋肉が緩み血管が拡張します。マッサージと同様の効果が出ます。筋肉の痛みや肩こり腰痛の改善をしてくれます。
新陳代謝の促進と疲労回復
温熱作用で血液の循環が良くなると、酸素や栄養素が体のすみずみまで運ばれます。反対に老廃物の排泄をスムーズにし、新陳代謝が促進されます。細胞の活性化が、活き活きした臓器に復活させてくれます。
ストレスの解消
遠赤外線サウナで体が適度に温まると副交感神経が優位になって心が落ち着きます。また、うとうととして眠くなります。 更に汗をたっぷりかいたり、後で冷水を浴びると交感神経が働き、シャキットしてすがすがしい気分になり、気持ちが前向きになります。 これは遠赤外線サウナで体が温まると、同時に自律神経の細胞も温まり神経細胞への血流が良くなります。神経細胞内のミトコンドリアが元気になって神経細胞の疲労が癒される為かもしれません?