インド、アユルベーダーもサウナを活用

アユルベーダーと言う言葉を聞いたことがあるでしょうか? インドから発祥して、周辺の国々のネパール、スリランカ、中東アジアに広まったハーブなどを使用した民間療法の一つです。 インドで3000年以上の歴史があり、最近では世界的に評価され、日本でも普及しています。 アユルベーダーとは、「寿命」を意味する「アユ-ス」と「知識」を意味する「べーダ」の複合語で「生命の科学」または「生命の学問」と訳されています。単に病気を治すだけではなく、生命とは何ぞや?幸福な人生とは?不幸の原因は?など人生と宇宙の根本原理を解き明かしています。そして、健康とは肉体と精神の調和や心と感情のバランスを取ることで、初めて叶えられると解いています。 ところが、このアユルベーダーに、実は遠赤外線サウナによく似た療法が使用されているのです。それはその独特のサウナで発汗した後、いろいろなハ-ブの混ざった砂袋を適当な温度で温め、それを体の悪いところに当てて治療する方法です。砂から出る遠赤外線とハ-ブが患部に適当に浸透して、治療効果を上げると考えられます。古今東西を問わず、現代のように医学的治療が発達していなかった時代は、石や岩、砂や土を温めて、そこから出る遠赤外線を活用する温熱治療は、人間が自然の中から発見した英知だったのです。

カテゴリー: 日記 パーマリンク